バーミキュラには、お鍋単体(以下、バーミキュラと呼ぶ)とお鍋とヒーターが一体化した炊飯器(ライススポット)の2つがあります。
お鍋はどちらも鋳物ホーロー鍋、ライススポットのヒーターには、どちらのお鍋ものせることができます。
我が家にはどちらもありますが、バーミキュラとライスポット どっちを買う問題について考えたいと思います。
ごはんを上手に炊けるのは、ライスポット
バーミキュラとライスポットのお鍋の一番の違いは、ふたの裏にある、蒸気排出のための溝。
バーミキュラといえば、ふたと本体のすきまが、0.01mm以下の密封性が特徴。しかし、ごはんを炊くには、バーミキュラでは、密封しすぎ。火力をうまく調整しないと吹きこぼれる可能性があります。
その点、ライスポットは溝があることで蒸気をうまく逃してくれるので、火力をあげても吹きこぼれないようになっています。
もちろんバーミキュラでもごはんは炊けるのですが、火力調整がむずかしく、バーミキュラをライスポットヒーターにセットして炊飯モードでごはんを炊くのは禁止となっています。
調理モードでバーミキュラを使うのはOKです。
つまりご飯を炊くには、火力調整が難しいってことですね。
お手入れしやすいのは、バーミキュラ
バーミキュラとライスポットの違いは、ふたのつまみがあるのとないのと。
つまみがあるとどう違うかというと・・・
バーミキュラの方は、つまみがあるため、ふたの裏には、それを止めるネジがあります。表のつまみも裏のネジも凸凹があるため、そこに汚れがたまりやすい。
お手入れしやすいのは、フラットなライスポットですね。
カラー展開のちがい
バーミキュラの魅力の一つが、かわいいパステルカラーの色展開です。
マットブラック、パールブラウン、ナチュラルベージュ、パールホワイト、パールピンク、ストーンパールグリーン、パールグレイの全8色展開です。
百貨店で店員さんに聞いた所、人気色は、マットブラック。ついで、ナチュラルベージュ
私がお鍋を買ったのは、とにかくかわいいからよ♪ キッチンが映える~♪
続いてライスポットは、
シーソルトホワイト、ソリッドシルバー、トリュフグレーの3種類の色展開。
人気色はソリッドシルバー。やはり、バーミキュラライスポットの方は、「炊飯器」として売り出されているため、だしっぱなしでも、キッチンに馴染むよう、シンプルな色展開。
さらに白いお米が炊けた時、おいしそうに見えるのが黒ということでソリッドシルバーが人気ですね。
バーミキュラライスポットとバーミキュラ どっちを買ったらいい?
2つを並べてみたところ、断然かわいいのは、パステルカラーのお鍋単体! という感じがしますが、ごはんを毎日炊きたいという用途なら、ライスポット1択ですね。
ただ、おかずを作る時にも、火力を自動でやってくれるのは、捨てがたいですよね。
単体のお鍋で、ライスポットのように火力をある程度ほったらかしにしたい場合は、オーブンに入れるという方法があります。
お鍋はオーブンに入れることができるので、例えばローストビーフを作りたい場合、70℃で60分。これをガスコンロで調節し続けるのって結構難しいと思うのですが、オーブンに入れてしまえば簡単です。
オーブンがないなら、なんとか火力調節でがんばるしかないですね。ライスポットがお鍋単体の倍ぐらいのお値段がします。どちらももってる私としては、
- ごはんを炊きたい → ライススポット
- オーブンがある→ お鍋
- できるだけ安い方がいい→ お鍋
で選ぶといいかなと思います。
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