見た目においしそうに見える曲げわっぱのお弁当箱。
曲げわっぱの特徴、お手入れ方法、種類について紹介します。
曲げわっぱとは?
曲げわっぱとは、江戸時代からある伝統工芸品。 薄い木の板を曲げてつくる器です。 秋田や飛騨が名産地として有名。近年、曲げわっぱのお弁当箱が人気です。
曲げわっぱの特徴
曲げわっぱの特徴は、
- お弁当がおいしそうにみえる
- 木が 余分な水分を吸収し、お米がべちゃっとしない
- ごはんがおいしい
- 通気性がいいので、食材が傷みにくい
- 木でできていて手触りがやさしい
曲げわっぱのお手入れ方法
曲げわっぱは、 お手入れ次第で持ちが違ってきます。 白木の曲げわっぱ、漆、ウレタン塗装のものそれぞれのお手入れ方法を紹介します。
初めて使う時のお手入れ
初めて使う時には、匂いや汚れの浸透を防ぐため、ぬるま湯に数回湯通しし、風通しのいいところで乾かします。
漆、ウレタンの匂いが気になる時には、お米の研ぎ汁に浸します。さらにとぎ汁10:酢1を加え、1時間ほどひたしてからよく乾かします。
これでも気になる場合は、繰り返します。
日々のお手入れ
使い始めてからの白木の曲げわっぱのお手入れ方法は、
- 食べたらなるべくすぐに洗う
- よく乾かす
が基本です。あとは、コーティングなのか、白木なのかによって多少違います。
白木の日々のお手入れ
白木のものは、 学校や職場で食べたらすぐ洗えるなら、洗う。洗えない場合は、家に帰ってきたらまず洗う。 中性洗剤が使えないので、お湯で洗います。
洗った後、白木を完全に乾かすのには一日以上が必要です。1日置き、または2つを交互に使うのがおすすめ。
乾き切らないうちに連日使うことは、黒ずみを招く原因になります。
ウレタン・漆コーティングの日々のお手入れ
ウレタン塗装や漆コーティングされたものは、中性洗剤とスポンジで洗います。
洗ったら、しっかり水気を拭きとって、よく乾かしましょう。
曲げわっぱの種類
曲げわっぱといっても色々。
サイズ、形、お値段もお手頃なものから伝統工芸品にもなっている高級品まで。お弁当箱が有名ですが、おひつや重箱なんかもあります。
お弁当箱で、最近注目されているのは、こども用のミニサイズ、レンジで使えるものなど。さらに曲げわっぱはお弁当箱だけでなく、おひつや重箱などもあります。
次のぺージでは、曲げわっぱのお弁当箱の選び方について紹介しますね。
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