クッキングプロは電気圧力鍋。おかずもたくさん作れますが、お米も炊けます。
お米の炊き方と何合まで炊けるか? お米を食べてみた味の率直な感想、炊飯器として使いたい方へのアドバイスします。
クッキングプロでお米の炊き方
クッキングプロでのお米の炊き方は基本、炊飯器と同じですね。
①鍋にお米と水を入れる
クッキングプロで1回に炊けるお米の量は2~5合まで。 お米は付属の計量カップをつかってはかり、とぎます。
お米は、傷つき防止のためにこの鍋では研がないようにしましょう。お米を鍋に移し、メモリの高さまで水を入れます。
※お米は浸水する必要はありません。
②ふたを閉め 、圧力バルブをセット
お米は圧力調理なので、圧力切替バルブを「圧力」の位置にします。
③メニューを選択
①ごはん + ②時間(6~12分) + ③スタート
時間は、お米の量によって変わります。2合なら加圧時間は6分です。
お米 | 2合 | 3合 | 4合 | 5合 |
加圧時間 | 6分 | 8分 | 10分 | 12分 |
④電子音がなったら圧力調理終了
ピーピーピーと電子音がなったら圧力調理終了。
音がなっても圧力表示ピンが下がるまでそのまま待ち、ピンがさがったらふたを開けます。
ごはんが炊きあがったら、ほぐして余分な水分を逃した痕、すぐに別の容器に移します。
※クッキングプロには、ごはんの保温機能がついていません。
クッキングプロは米だけじゃなく、おかずもたくさん作れます → クッキングプロの基本的な使い方はこちら
クッキングプロでお米が炊けるまでの時間
2合なら6分で! え~めちゃくちゃ早い。炊飯器の早炊きより早いやん! と思ってしまいました。でもこれは間違い。
6分はあくまで、圧力がかかってる時間。
圧力がかかるまでに約10分、圧力がかかる時間が6分、その後、圧力ピンが下がるまで約30分かかって、結局お米が炊きあがるまでに約46分ほどかかりました。
圧力ピンは、圧力切り替えバルブをゆるめて、強制的に下げることもできますが、最低でも10分の蒸らし時間は欲しいところ。その場合でも約26分かかります。
ということで、炊飯器の早炊き機能にはかなりません。
あと、炊飯の予約機能もついていません。
クッキングプロでごはんの味は?
クッキングプロでごはんを炊いてみましたが、正直なところ、おいしくなかったです。いつも使っている可変圧力の炊飯器(おどり炊き)の方がおいしい。
水位通りに水を入れてると、少し固く感じたので、少し多めに入れてみたところ、全体的にベチャっとしているのに、ところどころ芯が残っているような・・・。
クッキングプロを炊飯器として使いたい方へのアドバイス
炊飯器の性能って火力とお釜の厚さだと思うんですよ。炊飯器にはランクがあります。値段が安い炊飯器は火力が弱く、じわじわ温度があがります。高級炊飯器は、火力が強く、一気に高温になります。
また、安い炊飯器は、お釜の厚さが薄いです。高級なものは、持つと重く、材質にもこだわりがあります。
クッキングプロは、定価で14,700円。
可変圧力等の機能の整った炊飯器にはお米の味はかないません。
5,000~10,000円台の炊飯器と同じぐらいの炊きあがり具合かな。普段それ以上の炊飯器を使っておられる方にはちょっと物足りないかもしれません。
クッキングプロの炊飯機能は、
- 10,000円台の炊飯器と同じぐらいのお米の炊け具合
- 早炊きはできない
- 保温機能がない
- 炊飯器として使うと同時進行でおかずは作れなくなる
このあたりのことが納得できる方なら、炊飯器としても活用できると思います。
クッキングプロについて更に詳しく知りたい方はこちら
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